
こんにちは🍂
立川駅前こばやし内科・胃と大腸内視鏡クリニックです🏥✨
「最近、なんだか喉がつまるような感じがする…」
「食事はできるけれど、何か引っかかっている気がしてスッキリしない」
「咳でも痰でもないのに、喉に違和感がずっと残る」
このような症状に心当たりはありませんか?🤔
・病院に行くほどではないけれど、毎日のように感じる喉のつかえ。
・朝起きたときや、食事中、ふとした瞬間に感じるあの違和感。
実際に、当院を受診される患者さんの中にも、
「ずっと気になっていたけど、何科に行けばよいかわからなかった」
「市販薬で様子を見ていたけれど、改善しないので来ました」
という方が多くいらっしゃいます💡
「喉のつかえ感」は、風邪やのどの炎症のような一時的なものから、胃や食道など別の臓器に原因があることもあり、見逃してはいけないサインのこともあるのです⚠️
また、「つかえ感があるのに、検査をしても何も異常が見つからない」というケースもあります。こういった場合、ストレスや自律神経の乱れが関係していることも🌀
原因が多岐にわたるこの症状を正しく理解し、必要に応じて適切な検査を受けることが大切です。
このブログでは、内視鏡クリニックの立場から、喉のつかえ感の主な原因と、内視鏡でできることについて、わかりやすくご紹介していきます👉
◆ 喉のつかえ感とは?
「喉のつかえ感」とは、実際に何かが喉に詰まっているわけではないのに、詰まっているように感じる状態を指します。
医学的には「咽喉頭異常感(いんこうとういじょうかん)」とも呼ばれ、耳鼻咽喉科や消化器内科などでよく扱う症状の一つです🩺
具体的には、こんな症状が含まれます✔🙂
・喉に何かが引っかかっているような感じがする
・錠剤や食べ物が喉を通りにくいと感じる(実際には通っている)
・喉の奥が常に重い、詰まったような違和感がある
・飲み込むときにスムーズにいかない気がする
・つばを飲み込むのがしんどく感じる
・喉が締めつけられるような圧迫感がある
・咳や痰では改善しない不快感が続く
このように、「喉が痛い」や「腫れている」といった典型的な炎症症状とは違い、はっきりとした痛みや熱などがなくても、強い不快を感じるのが特徴です。
◆ 喉のつかえ感の主な原因とは?
喉のつかえ感は、さまざまな原因で起こる“症状”であり、一つの病気を指す言葉ではありません。
だからこそ、原因の特定が重要であり、誤解や見逃しが起きやすい部分でもあります🚨
ここでは、喉のつかえ感につながる主な原因を、わかりやすく分類してご紹介します❗
【①逆流性食道炎(GERD)】
現代人に非常に多くみられる原因の一つです。
胃の中の酸(胃酸)が食道や喉のほうへ逆流することで、粘膜が刺激され、炎症や違和感が生じます💥
🔵 よくある症状
・胸やけ、酸っぱいものが上がってくる感じ
・喉がイガイガする、声がかすれる
・咳が続く、朝起きると喉がヒリヒリする
・喉の違和感やつかえ感が慢性的に続く
🟡 ポイント
逆流性食道炎は、喉の症状だけが出るケース(サイレント逆流)も多く、患者さん自身が「胃が原因」と気づかないこともあります。
このため、内視鏡検査で逆流の有無を確認することが重要です🔍
【② 咽頭・喉頭の炎症(急性または慢性)】
風邪、ウイルス感染、花粉やホコリによるアレルギーなどで、喉の粘膜に炎症が起きると、腫れや過敏反応により違和感が生じることがあります🤧
🔵よくある症状
・喉が赤く腫れている感じ
・飲み込むときの痛みや違和感
・声が出にくい、話しにくい
・咽頭にヒリヒリするような感覚
🟡ポイント
慢性的な炎症(例えば、タバコやアルコールによる刺激性の炎症)では、長く違和感が続くことがあります。
耳鼻咽喉科と連携した診察や、内視鏡による詳細な観察が有効です👨🏻⚕️
【③ 咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)】
医学的には異常がないのに、「喉の奥に何かがつかえているように感じる」状態です。
精神的なストレス・緊張・不安などが原因で、喉周囲の筋肉が過剰に緊張して起こると考えられています🤯💫
🔵 よくある症状
・飲み込み自体はできるが、つかえ感だけが残る
・緊張すると悪化し、リラックスしているときは感じにくい
・食事中よりも、何もしていないときに感じる
・朝より夕方に強くなることがある
🟡 ポイント
「異常がない」と言われて不安になってしまう方もいますが、決して気のせいではありません。
心理的なケアや、必要に応じて心療内科との連携も行います❤️🩹
【④ 食道の病気(食道アカラシア、食道狭窄、食道がん など)】
食道の動きや通過に問題があると、つかえ感がはっきりと現れることがあります😷
🔵よくある症状
・食べ物や水分が喉〜胸のあたりでつかえる
・徐々に食べ物が通りにくくなってきた
・体重が減ってきた、食欲が落ちてきた
・痛みはないのに飲み込みづらい
🟡 ポイント
早期の食道がんやアカラシア(食道の運動障害)では、軽度のつかえ感から始まることがあります。
早期発見のためにも、内視鏡検査は非常に有効です🔍
【⑤ 甲状腺の腫れ(甲状腺腫、バセドウ病など)】
首の前側にある甲状腺が腫れることで、喉を圧迫し、違和感やつかえ感が出ることがあります🤒
🔵 よくある症状
・首の前側が腫れているような気がする喉仏の下あたりに圧迫感がある
・飲み込むときに喉が狭く感じる
・声のかすれや、違和感を伴うことも
🟡 ポイント
甲状腺疾患は、内視鏡では直接見えないため、超音波検査(エコー)や血液検査などと組み合わせて診断を行います💉
【⑥ その他の原因】
・アレルギー性鼻炎・後鼻漏(こうびろう)
鼻水が喉の奥に流れ込むことで、違和感が生じる
・頚椎(けいつい)・姿勢の問題
猫背やストレートネックで喉周囲の筋肉に負担がかかる
・咽頭・喉頭がん
初期は軽いつかえ感から始まることがあるため、特に長期間続く場合は注意が必要
◆ 内視鏡で何がわかるの?
「喉のつかえ感があるけれど、原因がわからない」
そんなときにとても有効なのが、内視鏡検査(胃カメラ)です👨🏻⚕️💡
内視鏡では、喉(咽頭・喉頭)、食道、胃、十二指腸までを直接観察することができ、目に見える異常をチェックできます🔍
① 逆流性食道炎があるかどうか
つかえ感の原因として最も多い逆流性食道炎は、胃酸が食道を逆流して、喉の違和感や咳、声のかすれなどを引き起こす病気です。
✔内視鏡で確認すること
・食道粘膜のただれ(びらん)
・食道裂孔ヘルニアの有無
・胃の内容物の逆流跡
・バレット食道(がんのリスクになる変化)
症状だけでは診断が難しいため、目で見て確認する内視鏡検査が診断に非常に有効です。
② 咽頭・喉頭の炎症や腫瘍の有無
鼻から入れる経鼻内視鏡であれば、喉の奥(咽頭や声帯のあたり)も観察可能です。
✔内視鏡で確認すること
・喉の粘膜の炎症、腫れ
・ポリープや腫瘍
・声帯の動きの異常(麻痺など)
・アレルギーや後鼻漏による粘液のたまり
のどの奥は自分で見えないため、「異物感」や「圧迫感」があるとき、内視鏡で直接確認することで安心につながる方も多いです。
③ 食道の通りが悪くなっていないか
喉のつかえ感が実は食道の通過障害(アカラシア、狭窄、腫瘍などに由来していることもあります。
✔内視鏡で確認すること
・食道の狭い部分の有無
・食べ物の通過による圧迫感の原因
・食道の動きの異常(波打つような動きがない など)
・粘膜にびらんや白斑、腫瘍がないか
必要に応じて生検(組織を一部取って検査)を行うことで、がんの早期発見にもつながります。
④ 胃や十二指腸の異常がないか
喉の違和感がある方の中には、実は胃に問題がある方もいらっしゃいます。
✔内視鏡で確認すること
・慢性胃炎やピロリ菌感染
・胃潰瘍・十二指腸潰瘍
・ポリープ、がん
こうした異常は、症状が喉ではなく胃にあるにもかかわらず、関連痛や反射で喉に違和感を生じることもあるため、広い範囲の確認が重要です。
「異常なし」が安心材料になることもあります👆
「内視鏡をやっても、何も異常がなかったら意味がないのでは?」
そんなふうに感じる方もいらっしゃいます。
しかし、「がんや逆流、狭窄といった重大な異常がない」と確認できることは、
患者さんにとって大きな安心につながります💛
また、異常がなければ、
・咽喉頭異常感症の可能性
・ストレスや姿勢・生活習慣による影響
を検討し、今後の治療方針を正しく決める手助けにもなります🤝
◆ 喉のつかえ感、放っておいても大丈夫?
「喉がつかえる感じがするけれど、食事はできているし、しばらく様子を見よう…」
「風邪のせいかな?そのうち治るかもしれないし」
そう思って、つい放置してしまう方は少なくありません😣💫
ですが、喉のつかえ感が長引いている場合や、繰り返している場合は、注意が必要です❗
放置することで起こりうることとは…
①【重大な病気を見逃すリスク】
喉のつかえ感は、軽い炎症やストレスが原因のこともありますが、食道がん・喉頭がん・甲状腺腫瘍など、重大な病気の初期症状として現れることもあります🚨
こうした病気は、初期段階では「何となく喉が変」という違和感だけで始まることも多く、症状が進行するまで気づかれにくい特徴があります。
▶ つかえ感が2週間以上続く、悪化している、食事が通りにくくなってきた
▶ 声がかすれてきた、咳が止まらない、体重が減ってきた
…といった症状がある場合は、すぐに検査を受けるべきサインです👨🏻⚕️🩺
②【胃や食道の病気が進行する可能性】
例えば、逆流性食道炎が原因だった場合、放置すると粘膜の炎症が慢性化し、
・出血や潰瘍のリスクが高まる
・食道が狭くなり、固形物が通らなくなる
・バレット食道という、がんの前段階の状態に進行する可能性もあり
症状が軽いうちであれば、薬や生活習慣の改善でコントロールできることが多いため、早めの対応が重要です🤝
③【ストレス性のものでも、悪化することがある】
咽喉頭異常感症のような「心因性(ストレスなど)によるつかえ感」の場合でも、我慢し続けることでさらに悪化するケースがあります💥
長期間にわたって違和感が続くと、
・食事や会話を楽しめなくなる
・「何か大きな病気かも」と不安が募る
・睡眠の質や集中力にまで影響する
ということもあります。
一度しっかり検査を受けて「器質的な異常がない」とわかれば、安心して治療(漢方・自律神経ケア・生活指導など)に進むことができます💁♀️
◆最後に…
喉のつかえ感は、痛みのようにハッキリとした症状ではないぶん、「気のせいかな」「まだ様子を見ようかな」と見過ごされがちです💫
しかし、その“ちょっとした違和感”が、体からのサインであることも少なくありません❤️🩹
不安に思いながらも、検査をためらっている方にとって、この記事が「調べてみようかな」と思えるきっかけになれば嬉しく思います😊







