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最近よく耳にする「逆流性食道炎」とは?

こんにちは🌼
立川駅前こばやし内科・胃と大腸内視鏡クリニックです🏥✨

「胸やけ」「食後の胃もたれ」「喉のつかえ感」「胃酸が上がってくる」
このような症状でお悩みの方はいらっしゃいませんか?

その症状、「逆流性食道炎」かもしれません!!

逆流性食道炎とは、強い酸性の胃酸が含まれた胃の内容物が食道へと逆流し、食道粘膜が炎症を起こしてしまう疾患のことをいいます。主に、暴飲暴食やストレス、糖尿病による消化管の運動機能低下、食道裂孔ヘルニアなどが原因となり起こることが多いと言われています。

「逆流性食道炎」の中にもいくつか種類があり、一般的なものは「びらん」という胃内部の粘膜表面が欠損していることで症状が起きてしまうものと、びらんが見られない非びらん性胃食道逆流症(NERD:ナード)もありますが、どちらも症状や、疾患に対する治療内容は同じものです。

逆流性食道炎の治療には、内服治療だけではなく、日々の生活習慣の改善がとても大切です☝️
内服だけの治療では一時的な症状の緩和となってしまい、薬の服用をやめてしまうと再発してしまうケースがほとんどです💊

逆流性食道炎の完治には、生活習慣の改善と、投薬治療のバランスがカギとなるのです🔑✨

具体的な生活習慣の改善に関しては、


・食事は腹八分目で抑え、1度に摂る食事の量を減らす
・間食を控える🍪
・食事はよく噛み、ゆっくり食べるようにする
・食後すぐに横にならないよう、就寝時間の2時間前までには夕食を済ませる
(横になりたい場合は、頭を胃より高くして横になる)
・食後は姿勢を正す(猫背や背中が曲がった状態の姿勢に注意⚠️)
・お腹を締め付けないようにベルトや服を調整する
・食後すぐの運動を控える
・禁煙🚭
などが挙げられます💁‍♀️

■控えた方が良い食べ物■
・お酢などの酸っぱいもの
・レモン、ミカンなどの柑橘類🍋
・香辛料の強いもの🌶
・脂肪分の多い牛肉、豚肉🥩
・トンカツ、天ぷらなどの揚げ物🍤
・ファーストフード🍔
・チョコレート、ケーキ、スナック菓子などの甘いもの🍰

■控えた方が良い飲み物■
・炭酸飲料🍹
・お酒、アルコール🍺
・コーヒーなどのカフェインを含む飲料☕️

当院では、逆流性食道炎が疑われる場合、まずは胃カメラ検査を行うことを推奨しております💁‍♀️
胃カメラ検査では、胃内部の粘膜状態を直接観察することができるため、より正確に診断することが可能です。また、逆流性食道炎の疾患だけではなく、その他の隠れた病変を見つけ出すためにはとても有効な方法なのです。

健康のため、多くの方に受けていただきたい胃カメラ検査ですが、抵抗感がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?🌀

当院では、患者さまが苦痛を感じることなく胃カメラ検査を受けていただけるよう、麻酔(鎮静剤)を使用した胃カメラ検査を実施しており、「ウトウト」または「ぐっすり」と眠った状態で検査を受けていただくことが可能です⭕️

実際に当院で胃カメラ検査を受けていただいた患者さまからは、「全く痛みを感じなかった!」、「眠っている間に検査が終わっていた!」などの嬉しいお言葉を多数いただいております✨

胃カメラ検査を一度も受けたことがない方、過去に行った胃カメラ検査で辛い思い出がある方、ぜひ当院にお任せくださいませ🍀

 

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